落鳳波、嫌な名前だねぇ。
蒼天航路24
余命いくばくの人間を救うために華陀(名医)を早くと言った曹操に、
大丈夫だ無限バンダナがある。という名言の表す滑稽さを感じた。
それにしてもうまい描写が多い。
「激なる丞相の時間」の最後の場面。疲れ果て眠る曹操からカメラが引いていき、
次の場面では孔明にズームインしていく。対を成す二人の関係をうまく表しいる。
話は前後するが「灼熱の篝火」で亡き曹操を想い篝火に火をともす楽進の男気溢れるシーン、
その数ページ後死んだと思われた曹操がふらっと現れたときのシーンどちらも鳥肌の立つシーンだった。
特に前者のこれ以上ないほど美しい楽進の表情に注目。
名言
一、人はいずれ死ぬ 存在がでけえとついつい忘れちまうことだがな
二、その巨大なる男の死は人の心に洞窟を掘る
一般人に対して使える言葉ではない。
対象は英雄クラスから。
独り言
持ってる漫画の半分が横山作品になってた。