あいこの無いじゃんけん

ベランダの手すりや車のボンネットは灰で白っぽくなってますね。


日常


「その形のデッキにこれを入れるとなると強くなるのはわかるんだけど考えてたら頭が痛くなって構築を諦めたよww」
カードショップで聞いた会話。
そこで考えることを諦めるなよ!と言いたくなるかもしれないがそれは無い物を探せというのと同じ。


ショップで苦笑いしながら語る見知らぬ彼のもどかしさはカードゲームをやってる人であれば誰もが経験するであろう。
しかし元からゼロサムゲームを根底に据えて作られているのがカードゲーム。
無敵であったり最強などというデッキは運営がバカで無い限り構築不可能である。
よって必ず弱点を抱えたデッキができるわけで、圧倒的なプレイヤースキルの差(or大きなミス)を除けば大半はジャンケンの勝敗と同じでマッチした瞬間にデッキ相性で勝負が決まってしまう。
しかしこの現実を悟らせずに無敵や最強という夢をちらつかせるルールとカードの絶妙な設定が運営の罠なのだろう。
なんておいしい商売。


こんな世界なのだから対策を盛り込んで丸くなるより一点特化の尖ったデッキで挑むほうが楽しいと思う。
「わからん殺し」を生むことができればそれは近い将来のテンプレとなるかもしれない。
そうなれば歴史に名を刻む栄誉といえる。




独り言
同じ駒を使って勝負する将棋や囲碁、チェスなんかには相性ゲーなんて言葉はないと思うんだけどその辺はどうなのかな?